こんにちは、夫婦初心者ブロガーのカナタです。
突然ですが膀胱炎になったことありますか?
そもそも膀胱炎ってどんな症状なの?
簡単にいうと膀胱に細菌が入り、おしっこするときめっちゃ痛かったり血尿になったりする。
怖っ!!!血尿とか怖っ!!!
ちなみに男性よりも女性の方がなりやすい。(尿道と肛門が近いかららしい)
でも、死ぬわけじゃないんでしょ?放っておけば治るでしょ?
今までは私もそう思ってました。
確かに死にはしない。でも非常に辛かった(主に心が)。
今回は膀胱炎を放置したのが原因で尻に注射を打たれた話をします。
あの屈辱は絶対に忘れない(忘れない。)
尻に注射打たれたくなかったら早めに病院へ行きましょう。
そもそもトイレを我慢しないことが大切なので、きれいなトイレで安心して用を足しましょう

始まりはささいな違和感だった。
はじまりはなんかこう、違和感からだった。
おしっこするときに、痛くはないんだけどむずむずするというか。
そんなこと今までにも何回もあったし、いつものやつかと思って放置した。
これが間違いだった。
日に日に違和感は大きくなっていき、ついには用を足すたびに痛み出した。
これは膀胱炎になってしまったか…?
そう思った私はとりあえず水をがぶ飲みした。出せば治るんじゃないかと考えてひたすら飲みまくった。
全く効かなかった。
次は薬を飲んでみた。だがしかしこれもだめ。
症状はみるみる悪化し、ついには何もしてないのに尿道が痛み出す自体に陥った。血尿も出た。
これはもう病院いかなきゃだめだ…。
暗い気持ちになった。
行きたくない。できることなら回避したい。
3Kだし(怖い、混んでる、金がかかる)
だがしかしそれだけではない。ここまで病院を渋ってた理由は検尿である。
なんで知らないひとに自分の出したもの見せなきゃなんないんだ!と頑なに拒否していた。
だがしかしこの痛みはそうも言ってられない。
これが続くよりはずっとマシだ。
覚悟を決めて私は会社を早退し、病院へと向かった。
そしてさっさと行っとけばよかったと後悔する。
人生ではじめて尻に注射を打たれる。
病院に着いて症状を説明すると、早速検尿コップを渡された。
とりあえずこの痛みが治まるならなんでもいいよ。おしっこでもなんでも採ってくれ。
病院での検尿は、個室についてる小さい窓に名前入りコップを提出するという患者のプライバシーをよく考えてくれてあるものだった。
なんだ、これならそんな恥ずかしくないじゃん。
ほっとした私は検尿コップを提出した。出すのが痛すぎて20分くらいかかった。
しばらくして診察室に呼ばれた。
「ひどい膀胱炎です。こんなに悪化するまで放置しないでください」
怒られた。まあ当たり前だろう。
「飲み薬だけだと時間かかりそうだから注射打ちましょう」
やだなあと思ったけど尿道が痛すぎたのと自分が悪いので逆らえなかった。
ちょっと怖そうな看護師さんが処置室へと案内してくれる。
「服を捲って待っててくださいねー」
3月の寒空の下、とりあえず腕をまくって待った。
しばらくして看護師さんが戻ってくる。
腕をまくってる私を見て一言。
「あー、そっちじゃない」
なんでわかるの?
この病院はじめてきたのになんでこの看護師さんは私の血管が細いの知ってるの?
ひとを見ただけで注射しやすい血管がどっちにあるかわかったのか?
この人、もしかしてめっちゃすごいひと??
勝手にそう考えて反対側の腕をまくる。さらに看護師さんが言う。
「そうじゃない。腕じゃなくてお尻だして」
え?今なんて言ったの?
「お尻だして」
このひとはさっき私に尻を出して待てと言ったのか?
てことは。
尻に注射を打たれる?
え、やだやだやだ!!!でも看護師さんめっちゃ怖い顔してるよ!!!!早くしろボケって目で訴えてきてるよ?これもう出すしかないよね?出すしかないよね??
泣く泣く私は尻を差し出した…。
そして脱ぎが足りなかったのか思い切り下まで脱がされた。丸出しだよ!
うつ伏せのまま看護師さんを待ってる時、手に持ってる注射器がちらりと見えた。
ちょっと待って。太くね?
シャウエッセンくらいあるよ?

それ絶対痛いやつやん!!!
全ケツのまま今か今かとシャウエッセンを刺されるときをまつ。
「ちょっとチクっとしますよー」
絶対チクっとするなんてもんじゃないだろ。なに保険かけとんじゃ。
心の中で悪態をついてもしょうがないので覚悟を決めた。
私の尻にシャウエッセンがぶすりと刺さる。
…あれ、痛くない?
むしろ何も感じない。
しばらくしてシャウエッセンが抜かれる。そのときだった。
痛ってええええええええええ!!!!!!!
尻の中で唐辛子が爆発したような痛みが襲う。
後から聞くと筋肉注射は液を入れるのが痛いのだそうな。
先に言ってくれよ。
「終わりましたよー。しばらく揉んでおいてくださいねー」
ちょっと待って。尻を揉んだまま外に出ろと?
うら若き乙女に自分の尻を揉んだまま外に出ろと?
…出ましたよ。ちょっと腰が痛いようなふりをしながら。
自分の尻を揉みながら外に出ました。
すごく恥ずかしい。でも尻の痛みには逆らえなかった。
尻を揉んだまま薬を受け取り、車に乗ってうちへと帰りました。
半分尻を浮かせたまま。
おっさんが屁をするような体制で。
その後尻の痛みは1週間近く続いた。
ちなみに尿道の痛みは注射してすぐに治った。
膀胱炎になったら早めに病院へいこう!
私は膀胱炎をナメてかかって1ヶ月近く放置して悪化したので尻に注射という屈辱を味わいましたが、普通は薬だけで治るそうです。
単なるアホです。
すぐに病院に行っていればあんな屈辱受けずにすんだのに。
あなたももし膀胱炎になってしまったらすぐに病院へいきましょう。
悪化すると尻に注射打たれますよ。
最後まで読んでくださりありがとうございました!